いずれ高校受験を控える中学生という時期は、勉強内容が難しくなり量も増える大変な時であります。
ここでしっかり勉強に励む子供とそうでない子供とでは高校に入ってから、そしてその先の人生でも大きな分かれ目になるでしょう。
そこで今日は、中学生の子供がいるけれどもなかなか勉強してくれない…とお悩みの方に向けて子供が勉強しない理由やその対策について解説します。
中学生の子供が勉強しない理由
ここでは大きな理由3つをご紹介します。
自分専用のスマホやゲームを持つようになる
小学生までは家庭にもよりますが、家族でゲーム機をシェアするということも珍しくないと思います。
それが中学生になればスマホもそうですし自分専用の端末を持つことが小学生よりも増え、それ故にスマホなどに没頭してしまい勉強が疎かになることがあります。
また子供は周りの環境に流されやすく学校の友達がゲームにハマっていると勉強よりもそちらの方に欲求がいってしまい、なかなか勉強と遊びのバランスを取られません。
対処法
スケジュールを立てて、勉強する時間と遊ぶ時間をしっかり分けること。
何となく言葉で分けるのではなくTO DOリストのような視覚でわかるものを使うと効果的でしょう。
タイマーを使いメリハリをつけさせるのも有効です。
思春期故のメンタルの不安定
中学生という時期はまさに思春期であり、それが原因で勉強しないということもあります。
特に男子なら攻撃的になることも珍しくはなく、この反抗期というのは精神的に安定しない時期なので勉強にも力が入りません。
対処法
まず反抗期というのは男女問わずあるものなので、正常ということを知っておきます。
その上でしっかり話を聞き向き合うことが大切で、孤立感や疎外感、親からの愛情の欠如など思春期の子供は通常以上に繊細に感じやすいものなのでしっかり愛情表現を行いましょう。
もし家庭でどうすることもできないレベルであれば、カウンセラーなど専門家に任せることも一つの方法です。
勉強方法がわからない
中学生になると一気に勉強内容が難しくなります。
科目数も変わりますし、授業の形態も小学校とは異なります。
中学校という生活の変化にも戸惑い、授業や勉強に対して「難しい」と感じている子供も多いはずです。
人間は苦手なものには楽しさを感じないものなので、子供も苦手なものには興味を示しません。
対処法
学校の教科書だけでわからないのなら理解しやすい本を買ってあげたり、学習塾や個別指導に通わせるのも一つの方法です。
市が運営する学習塾みたいなものもあるので、費用の心配がある場合は調べてみましょう。
本日は中学生の子供が勉強しない理由と対処についてでした。今日の内容をぜひ頭に入れて、子供と接してあげてください。