小学生の高学年や中学生になると学習塾に通う子供が増えると思います。
特に高校受験を控える中学生は集団塾・個別指導塾に問わず通塾を検討する人も多く、お子さんの周りでも塾に通っている子供が多いかもしれません。
では高校生になるとどうでしょうか、今日は公立高校に通う子供は塾に通うべきなのかについてです。
公立高校では約35%が通塾している
小学校・中学校・高校の中で最も通塾率が高いのは、イメージ通り中学校です。
データによりますが大体60%程度の中学生が塾に通っているといわれており、塾を利用していない子供の方が少ない結果になります。
それに対して、高校生になると公立高校では約35%、私立高校では約44%が通塾しており、特に大学受験を目指している高校生は塾を利用する傾向が強いです。
公立高校の方が通塾率が少ない理由
では、なぜ公立高校に通う子供の方が塾に通う数が少ないのでしょうか。
これにはいろんな理由が考えられますが、まず公立高校といってもそのレベルは様々なのでそもそも大学受験を目指している人ばかりではないということ。
そして、元々費用を抑えられる公立高校に入ったのであえて塾でお金をかけるのは経済的に余裕がないというのが挙げられます。
それに対して、私立高校では学校自体勉強に力を入れているところもありますが、それに加えて元々私立に通わせるのは勉強のため=大学に行くためなので、塾にお金をかけてでも子供の学力を高めたいと思う保護者が多いのかもしれません。
公立高校に通う場合は塾は必要か、また通うタイミング
公立高校に通い塾にも通うべきかというのは個人差があるので一概にはいえませんが、例えば、レベルの高い大学を目指していたり子供の性格的に一人で勉強するのが苦手なタイプなら塾も選択肢にはなってくるでしょう。
高校の先生たちも大学受験には詳しく丁寧に教えてくれますが、それでもやはり塾や予備校に通う方がより高い効果を期待できます。
公立高校に通う子供が塾を利用するのならタイミング的には、高校1年生からと高校2年生の秋から3年生の春にかけて入塾する人が多いです。
前者はおそらく最初から高校の勉強についていくためで、後者は受験を意識してのことだと思います。
集団塾か個別指導塾かというのは、その子供の性格や目的によります。集中するのが苦手、高校の授業についていけていないという人は個別指導でみっちり指導してもらった方がいいですし、集団で周りと競いながら学習したいのなら集団塾がいいでしょう。
集団塾か個別指導塾か、それぞれの特徴については他の記事でも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
本日は、公立高校に通う子供は塾に通うべきかという内容でした。