親が何も言わずに勉強に取り組む子供、いくら言ってもなかなか集中できない子供、様々な子供がいますが子供の勉強嫌いに頭を抱えているという親御さんも多いのではないでしょうか。
今日は、小学生の勉強嫌いの原因とその改善法についてわかりやすく解説します。
原因がわかればその解決策も自ずと見えてきます。
小学生の勉強嫌いは決して珍しくない
「よその子は真面目に勉強しているのに…」とついつい自分の子供と比べてしまいがちですが、小学生の勉強嫌いはよくあることです。
もちろん中には自主的に勉強に取り組む子供もいますが、そうじゃない子もいます。
実際、東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究の「子どもの生活と学びに関する親子調査2015-2016」によると、小学生の3割が「勉強が嫌い」と回答しており、中学生になると実に5割が同じように回答しています。
数字からもわかるように小学生は3割が勉強嫌いなので、もしあなたの子供が勉強をしないタイプでも何も焦る必要はありません。
でも、そもそもなぜ小学生は勉強嫌いになるのでしょうか。
小学生の勉強嫌いの原因と改善法
勉強を強要されるから
子供というのは自分の興味のあることはとことん学びたいものです。
でも、「勉強しなさい」と親から言われることで「面白くないもの」になってしまいます。
勉強はしないといけないものなので強要したくなる気持ちはわかりますが、ひと工夫必要です。例えば、勉強しなさいではなく勉強をすることで何を得られるのか、問題を解けた後の喜びなどを肌で体感してもらうことで勉強=楽しいと認識してくれるようになるでしょう。
もし子供に将来叶えたい夢などがある場合は、勉強をすることが夢の実現につながるなどうまく説明できれば子供のやる気も一段とアップすると思います。
単純にわからないから
これは大人でも同じですが、自分が得意なものは自然と好きになります。
勉強嫌いな子供は単純に授業が難しくついていけないため、つまらないになっているのです。
どこがわからなくて何に躓いているのか、担任の先生とも相談しながらサポートしていきたいです。
一人で勉強するから
小学生の子供というのは遊び盛りな時期、自分が勉強している間に友達たちは外で元気に遊んでいると思うとじっとはしていられないものです。
それだったら仲の良い友達らを誘ってみんなで勉強や宿題をすれば「自分だけ… 」という気持ちもなくなります。
「これを終わってからみんなで遊べる」とゴールがあれば自然と勉強へのモチベーションも上がります。
まとめ
いかがでしたか?今日は、勉強嫌いの子供の原因と改善法についてでした。
一通り試してみてそれで効果があれば十分、もしそれでも子供が勉強しないのであれば教育のプロである小学生向けの学習塾を検討してみるのもいいでしょう。
子供への教え方、やる気を引き出す指導に長けている個別指導が特におすすめです。