ここ近年、大学入試の多様化が進み「英語外部検定利用入試」を導入する大学が増えています。
英検やTOEICなどあなたにも馴染みのある英語検定を持っていることで大学受験での大きなメリットがあります。
今日は、大学受験での英語外部検定利用入試について詳しく解説します。
英語外部検定利用入試(=外検入試)とは?
入試改革が行われてから2年目の2022年は、これまで以上に英語外部検定利用入試を実する大学が増えることが予想されます。
英語外部検定利用入試とは、別名「外検入試」とも呼ばれ、英検やTOEIC、TOEFL、TEAPなど国内で実施されている様々な英語検定試験の成績やスコアを出願資格にしたり得点化して合否判定に利用したりする制度のことです。
外部英語検定を持っていることで受験生の英語力をその結果に沿って判断してくれます。
英語外部検定利用入試が導入された背景
この英語外部検定利用入試が大学受験に取り入れられた背景には、国が推進する英語4技能をバランスよく習得するという教育改革による部分が大きく、これまでの英語の試験ではどうしても偏りがあったのが外部検定を取り入れることで「読む」「書く」「聞く」「話す」の能力を満遍なく判定できるようになりました。
これまでにも英検などを持っていると一部の入試では有利に働く制度などがありましたが、現在ではそれがより多様化した形になっています。
外部検定の中でも最も採用数が多いのは「英検」
先に英語外部検定利用入試に採用されているのは英検やTOEIC、TOEFL、TEAPなどと紹介しましたが、2021年度の一般選抜、学校推薦型・総合型の入試データによるとこの中でも英検の採用数が最も多い結果となっています。
そのため、もしどの検定にすればいいかわからない場合は英検を選ぶと間違い無いでしょう。
英検の中でも最低準2級、できれば2級以上を取得しておきたいです。
これまでに英検を受験したことがある人や既に何かしらの級を持っている人もいるかもしれませんが、大学受験に加えて今後の人生でも英検は持っているとメリットが多いのでぜひできるだけ上の級を目指して日々の勉強に取り組んでいきましょう。
今日は、大学受験での英語検定の勧め、英語外部検定利用入試についてでした。