いずれ高校受験を控える中学生のお子さんを持つご家庭にとって、いつのタイミングで塾に通わせたらいいのか気になると思います。
今日は、まず中学生全体でどのくらいの人が塾に通っているのか、そして塾に通うベストなタイミングについて解説します。
塾に通う中学生の割合
何となく「中学生になると塾に通い始める人が多い」とイメージするかもしれませんが、実際はどのくらいの子供が塾に通っているのでしょうか。
平成28年度に文部科学省が発表した「子供の学習塾費調査」のデータによると、公立中学に通う子供で約7割、私立中学でも約5割の子供が通塾しているということがわかっています。
公立中学で7割ということでかなりの割合で通塾していることがわかり、周りの塾に通うお友達の多さを考えると納得の数字かもしれません。
では、一体どのタイミングで塾に通い出すのでしょうか。
中学生を通塾させるタイミング
中学生の子供をいつ塾に入れるのかについては、明確な答えはありません。
特に受験対策として通塾させる場合は、その子供の置かれている状況によってベストなタイミングは異なるでしょう。
例えば、高校受験での志望校の偏差値と今の学力にどのくらい差があるのか、志望校が選考基準として採用している内申点は何年次のものでどのくらい必要なのかなどその状況によって求められることが異なります。
その他、家庭の経済状況や部活動や習い事のスケジュールなども関係してきます。
一般的には中学2年の終わりから3年の最初
ただし、一般的にベストなタイミングとされているのは個別指導塾の場合は中学3年次の4月、集団学習塾の場合は中学2年次の2〜3月です。
この時期に塾では受験用カリキュラムが開始し、他の子供に遅れを取らないようにスムーズに受験対策を行うには中学2年の終わり頃からの入塾を検討したいです。
まとめ
いかがでしたか?今日は、中学生を塾に通わせるベストなタイミングについてでした。
よくあるのは中学2〜3年の最初にかけてですが、この時期!と明確には言えずその子供の学習理解度、ご家庭の経済的な面などあらゆることを総合的に判断していつ入塾するか決めたいものです。
また、中学1年でも2年でも普段の授業に遅れをとっている子供は手遅れになる前に早い段階での入塾を検討しなければいけないこともあるでしょう。